RAID1構成のHDDからデータ救出した話
家で運用しているNASが経年劣化らしくお亡くなりになったのでHDDからデータ救出しました。
使用したのはmdadmというソフトウェアRAIDのディスクを管理、構築するものらしいです。
参考にしたのはこちらのサイトというかPDF:
http://www.jaist.ac.jp/tech/archives/h27/pdf/17_fukushima
ほぼ同じような流れでやってますのでPDFの方を見たほうがよさげ。
以下実施した作業はUbuntu 18.04 LTS上で行っています
HDD接続
これは簡単、単にHDDをPCにつなげるだけ。
RAID1なので2つあるうちの1つだけでOKです。
SATAケーブルが余っていればマザボに繋げるとかしましょう。
私は以前密林で買っていたサンワサプライのSATA-USB3.0変換ケーブルを持っていたのでそいつで繋げました。
安いし電源安定化のためにコンセントから電源取れるし、あったら便利な奴だなと思います。

サンワサプライ SATA-USB3.0変換ケーブル 0.8m USB-CVIDE3
- 発売日: 2011/03/08
- メディア: Personal Computers
データ救出準備
ソフトウェアRAIDディスク管理、構築用ソフトウェアであるmdadmをインストールします。
普通にUbuntuの公式リポジトリにあるのでaptで落としてきます。
$ sudo apt install -y mdadm
私の環境ではインストールしたら自動的にHDDのRAIDが認識されたのでPDFみたいな面倒な手順は必要ありませんでした。
もしも以下の画像みたいにmd*みたいなものがそれぞれのパーティションにくっついてなければPDFの方を参考にやってみてください。
$ lsblk sde 8:64 0 2.7T 0 disk ├─sde1 8:65 0 4G 0 part │ └─md0 9:0 0 4G 0 raid1 ├─sde2 8:66 0 512M 0 part │ └─md1 9:1 0 512M 0 raid1 └─sde3 8:67 0 2.7T 0 part └─md2 9:2 0 2.7T 0 raid1
おそらく容量が一番大きいmd2にデータがあると思うのでこれをマウントします。
しかし何かマウントできない。
$ sudo mount /dev/md2 /media/raid_disk/ mount: /media/raid_disk: 未知のファイルシステムタイプ 'LVM2_member' です.
LVM2_memberとあり、これはどうやらLVMパーティションがあるから出てくるエラー表示らしい。
とりあえずLVM扱うのでlvm2パッケージをインストールします。
sudo apt install lvm2
LVM論理ボリュームを確認します。
$ sudo lvscan inactive '/dev/c/c' [2.71 TiB] inherit
inactiveであるので有効化します。
$ sudo lvchange --available y /dev/c/c
こうすればあとはマウントするだけです。
$ cd /media $ mkdir raid_disk $ sudo mount /dev/mapper/c-c /media/raid_disk/
データ救出
上の項目でマウントできたので、あとは普通のドライブと同じようにnautilusとかのファイルマネージャーで必要なデータを救出してください。
